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健康診断のための人間ドックの費用

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人間ドックの費用と健康診断medical checkup

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2019年9月18日 掲載 / 2020年4月11日 更新



人間ドック



目次
  人間ドックとは
  人間ドックの費用
  人間ドックの意義



人間ドック



人間ドックとは

人間ドックは定期的に病院、あるいは診療所で検査を受けることで、病気の早期発見や将来的なリスクの評価を行うものです。
名称は船の修理点検を行う設備が由来で、犬を意味するドッグと表記するのは間違いです。

検査対象の部位はその人や場合によりますが、一般的には年齢や性別に応じて、発症リスクの高い病気の部位が優先されます。
例えば胃腸などの消化器官を始めとして、目や呼吸器に各種の内臓疾患など多岐にわたります。
脳や心臓もそれぞれ対象ですから、必要に応じて精密検査が行われます。
いわゆる糖尿病も対象の1つですし、腎臓や肝臓についても調べられることがあります。

現在の検査は部位ごとに行うものなので、全身全ての検査となると非常に時間が掛かるのが難点です。



・人間ドックは病気の早期発見や将来的なリスク評価を行う



人間ドックの費用

人間ドックは日帰りだけでなく、宿泊を前提とした検査も用意されています。
費用の相場は日帰りだと3万円〜6万円ほどで、一泊となれば10万円以上になります。

3万円台は半日で済む内容の場合ですから、それ以上となれば4〜5万円の出費は覚悟する必要があるでしょう。

当然ですが、治療ではなくあくまでも検査なので、健康保険を使って費用の負担を減らすことは不可能です。

ただ、住んでいる自治体や所属している健康保険組合、もしくは契約している保険会社によっては補助金や助成金が受け取れます。
国民健康保険に加入しているなら、保険料の滞納がない場合に限り、申請することで補助金か助成金が出る可能性があります。
これは自治体によって実施していなかったり、金額や年齢などの条件が異なるので、事前に問い合わせて確かめることが必要です。

社会保険の加入者についても、所属する健康保険協会や健康保険組合により、費用の一部補助が受けられることがあるので、担当者に尋ねてみるのが良いでしょう。

民間保険の加入者であれば、付帯サービスのようなものが提供されていないか、サービス内容のチェックや担当者への問い合わせをおすすめします。

いずれにしても、人間ドックは早期発見やリスクの確認が目的なので、1〜2年に1回は受けるのが理想的です。
となれば、勿論出費の負担が重く感じられますから、少しでも減らせる制度が利用できると助かります。

検査は定期的に受けてこそ初めて病気の予防などに役立つので、続けられることが何よりも重要だといえます。



・日帰りだと3〜6万円ほどで、一泊となれば10万円以上



人間ドックの意義

人間ドックは日本で発達した考え方で、予防医学の観点に基づき、自覚症状の有無に関係なく精密検査を受けるのが特徴です。
むしろ、自覚症状がない部分を検査するからこそ、気がつかなかった病気に気がつけるわけです。

それなりの費用負担は発生しますが、半日〜1日で集中的にチェックできるので、効率的な上に安心感が得られます。

精密検査の結果が全てとはいえませんし、精度を疑問視する声も少なからずあります。
突然発症して急速に進行するタイプの病気だと、検査の時点で問題がなくても、次の検査までに発症と進行が起っている可能性が生じます。
こういう病気の場合は、早期に発見することも未然に防ぐのも難しいので、検査の必要性について人それぞれの考え方や価値観が強く表れます。

中には無駄と断言する声もありますが、全くの無駄と言い切ってしまうのは早計でしょう。
事実、人間ドックによって救われている人もいますから、無駄になることはないです。

それよりも、症状の進行が早い病気を優先的に検査したり、発見が遅れても致命的ではない病気の優先順位を下げることの方が賢明です。

頻度を高めて年に数回精密検査を受ける方法もありますが、費用はかさみ時間も取られるので、現実には難しいと思われます。
そもそも、どれくらいの頻度が最も早期発見と予防に期待できるのか、これを明確にするのが先決です。

人間ドックで全ての病気を調べるのは不可能ですから、ある程度は妥協したり、生活習慣の見直しとセットで考えるのがベストとなります。

検査結果だけを提供する施設も存在しますが、結果を元に生活習慣を改善するアドバイスを提供するケースもあります。
運動不足や栄養の偏りなど、問題点を指摘しつつ日常生活においてどう取り組むのが良いか、それを教えてくれる形です。

選択する医療機関によって、費用やサービスの内容は変わってきますから、何を求めるかを念頭に比較検討や選択を行いましょう。

20代までの人なら検査を2年に1回に留めたり、受けなくてもリスクは小さいですが、30代を過ぎると年齢やこれまでの無理が表面化してきます。
代謝の低下や病気のリスクアップなど、気になる変化が起こり始めるので、30代を境に精密検査を受け始めるのが合理的です。
ただし、遺伝が気になる人は早めに受け始めても良いですし、特定の部位だけ予防の意味で受けるのもありです。

健康はお金に代えられませんから、健康を守る為だと考えれば、使用するお金も時間も納得することができるでしょう。
何もなければそれに越したことはない、これだけでも十分に精密検査を受ける理由となります。



・健康を守るために定期的な精密検査が必要



この記事のまとめ
お金や時間はかかりますが、健康のことを考えて、定期的な精密検査は必要です。費用については補助金や助成金がでるかどうか調べてみましょう。



有機食品(オーガニック食品)とは

有機食品
有機食品は安全性が高い
有機食品は田畑で使う資材、加工食品に使われている添加物についても、可能なかぎり化学的なものは排除しています。
化学的なリスクは一般的な食品と比べた場合、極めて低いということです。
とはいえ化学物質が絶対に検出されないというものではありません。
あくまでも一般的な食品と比べた場合には、安全だということを忘れてはなりません。
続きはこちらから。



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寝室を静かな環境にしたり、落ち着いた曲調の音楽を聴く、食事は就寝の3時間前までにすましておくこと、1時間前にお風呂に入って深部体温をあげておくことなども熟睡する方法の一つです。
自分なりのリラックス法を見つけて、良い睡眠がとれるように工夫していくことが大切です。
続きはこちらから。


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