2019年9月10日掲載 / 2019年9月11日更新
目次
健康の為に最適な睡眠時間
アンチエイジング
レム睡眠とノンレム睡眠
睡眠サイクルの個人差
年齢が睡眠に与える影響
季節が睡眠に与える影響
性別が睡眠に与える影響
健康の為に最適な睡眠時間
健康的な体を手に入れるためにも、十分な睡眠時間は非常に重要となるでしょう。
多くの日本人が、睡眠が6時間を切ると、睡眠不足だと感じる人が多いと言われています。
睡眠には様々な役割がありますが、長寿やアンチエイジングなどの役割も果たしていることから、最も健康的な睡眠時間を知っておくことは非常に重要です。
これまでにも様々な調査が行われていますが、健康だけではなく、長寿に関係する最適な睡眠時間は7時間だという意見が多く聞かれます。
もちろん個人差はあるものの、睡眠がこの目安よりも短くても長くても、寿命は短くなるといえるでしょう。
また心臓病の発生率を比べた場合にも、実際に7〜8時間睡眠の人が、最も心臓病になりにくいと言われています。
アンチエイジング
睡眠がアンチエイジングとも大きなかかわりがあるといっても過言ではありません。
アンチエイジング系のホルモンの中心となっている重要なホルモンが成長ホルモンです。
1日の分泌量の約7割は睡眠中に分泌されると言われていて、さらにその約7割は眠りはじめに分泌されるといわれています。
その後これが全身にいきわたって働くことになります。
このように成長ホルモンは寝ている間に十分な機能を発揮することが分かっているため、アンチエイジングのためにも睡眠を確保することは非常に重要と言えるでしょう。
レム睡眠とノンレム睡眠
睡眠は眠りの浅いレム睡眠と、深い眠りのノンレム睡眠の2種類に大きく分かれるとされています。
レム睡眠とノンレム睡眠が一つのサイクルとして考えた場合、1サイクルが約90分で一晩でこのサイクルが4回から6回ほど繰り返されることになります。
朝にむかうほどだんだんとノンレム睡眠は短くなって、レム睡眠が増えていきます。
また少しずつこのサイクルが短くなっていき、自然と目を覚ますことになるでしょう。
これらの合計がだいたい7時間が標準となっています。
これぐらいで人間は自然と目が覚めるような仕組みになっているということがわかります。
睡眠サイクルの個人差
長すぎず短すぎずもっとも健康に良いと考えられている時間がわかりましたが、実際の睡眠サイクルは個人差があり、必要となるものも、個人差があることがわかるでしょう。
どれぐらい必要なのかというと、睡眠の質や生活、季節などだけではなく、遺伝子などによっても変わるといわれています。
つまり翌日に眠気を感じることなく快適に生活できることこそ最適な睡眠時間であるということです。
年齢が睡眠に与える影響
人間は年をとるほど必要となる睡眠が減る傾向にあるといわれています。
思春期には平均で8時間程度が必要とされていますが、だんだんと年齢を重ねるごとに減っていきます。
加齢に伴って深い睡眠が少なくなる傾向もあり、脳が成長したり老化するのに伴って、だんだんと睡眠の必要が少なくなってくるからだともいわれています。
長く眠ったからといってそれが健康につながるというわけではなく、眠れなくなってしまったり、眠りが浅くなったりと睡眠の質が低下するケースも見られます。
一番大切なことは、長く眠るというよりも、年齢に応じて質の良い睡眠を確保することだといえます。
たとえ睡眠が短かったとしても、もしも朝起きた時にさわやかに目を覚ますことでき、さらに日中も快適に過ごすことができれば、十分に睡眠がとれているということがわかるでしょう。
季節が睡眠に与える影響
日の長さにも睡眠時間は影響を受けているといわれています。
秋から冬にかけると少しずつ睡眠時間は長くなって、春から夏にかけて短くなる傾向にあります。
これは冬になると哺乳類が冬眠することからもわかるでしょう。
この哺乳類のような身体機能が、人間にも生まれつきそなわっているのです。
季節による変化は気温に限らず、日の長さも関係しています。
体内時計が日の出や日の入りの変化を感じ取って、これに合わせた上で睡眠の長さやタイミングなども変えるということです。
性別が睡眠に与える影響
加齢に伴って男女の睡眠の傾向も異なります。
50代以降に男性は早寝早起きの朝型になりやすく、同じ50代でも女性の場合には、寝付きが悪くなる傾向にあり、夜型化しやすいと言われています。
このように男女差が生じていることがわかりますが、その理由にはホルモンの影響があるのではないかといわれています。
50代以降になると、夫婦の睡眠時間帯もあわなくなってしまう可能性が高まりますが、夫が寝るのに合わせて妻も一緒に寝ようとすることによって、妻が不眠に陥るケースも多いため注意が必要です。
目安を参考に寝ているけれども、もしも昼間に活動している時に眠気を感じるようであればもう少し長くするなど、自分の最適なものを見つけていくことが大切です。
睡眠に悩みを持っている人もいるかもしれませんが、中には睡眠とは一見かかわりがなさそうな病気や不調が隠れていることも考えられます。
あまりにも不調が続くようであれば病院を受診することも一つの手段です。何もないことが分かれば、そのストレスから解放されて軽減に導かれるかもしれません。
この記事のまとめ
健康にとって最適な睡眠時間を目安として、翌日に眠気を感じることなく快適に生活できる、自分に合った睡眠時間を見つけましょう。
スポンサーリンク
眠れないという悩みを改善します
眠れないという悩みを持っている方は少なくありません。
そこで有効なのが睡眠薬です。
しかし、その効果については種類ごとに違いがあり、選び間違えると効果が出ないこともあります。
そこでそれぞれの作用について知っておくことが重要となります。
続きはこちらから。
熟睡は生活や仕事を豊かにします
寝室を静かな環境にしたり、落ち着いた曲調の音楽を聴く、食事は就寝の3時間前までにすましておくこと、1時間前にお風呂に入って深部体温をあげておくことなども熟睡する方法の一つです。
自分なりのリラックス法を見つけて、良い睡眠がとれるように工夫していくことが大切です。
続きはこちらから。
新鮮野菜のお試しセットを注文しました
これまでの人生経験から、あたりまえの話ではありますが、食べるものによって体調が大きく左右すると考えています。
そのため、通販で食材を購入する際は口コミサイトなどで情報を吟味するように心がけています。
そんな自分がとても満足したのは大地を守る会の宅配サービスです。有機食品が非常に美味しいという評判を知って、以前から興味を持っていたので思い切って注文してみたのです。
続きはこちらから。