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歯科矯正治療で歯並びを改善しましょう

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2019年3月1日掲載 / 2020年1月11日更新

矯正治療とは

矯正治療は歯並びが悪かったり顎関節に異常があったりする時に用いられる治療のことです。 

治療用ワイヤーを使って並びが悪い歯に力を加えることで、歯を正しい位置に戻したり、顎関節の位置を調節することが可能となります。

歯並びがきれいになることは表情が豊かになることにつながり、顎関節が正常になることは食べ物を効率良く噛むことにつながります。

矯正


目次
  矯正治療のおおまかな流れ
  矯正治療の分類
  矯正治療の費用
  矯正治療による制限
  矯正治療に年齢制限はあるか?



矯正治療のおおまかな流れ

@ 初診
まずは初診を行い矯正治療の妨げとなる虫歯・歯周病などがないか口腔内を詳しく確かめます。

A
精密検査
次に精密検査を行います。顔面写真や口腔内写真、頭部X線規格写真、口腔内模型などの必要な検査を行ってから治療方針を決めていきます。

B
治療計画の作成および説明
各検査結果に基づいた治療計画の説明を受けます。
この説明に納得・同意し、虫歯や歯周病などの歯科疾患がなかった場合は矯正治療に入っていきます。
もし虫歯・歯周病などがあればその治療が優先されます。

C
動的治療
矯正治療は歯に矯正装置を取り付けて少しずつ歯を動かしていく動的治療から行います。
個人差はありますが大人の場合、動的治療の期間は約2〜3年かかります。

D
保定治療
目標としていた歯並びとかみ合わせになったら動かした歯を安定させるために保定治療へと移ります。
リテーナーと呼ばれる保定装置を取り付けて、半年に1回の割合で通院し経過観察します。
この保定治療には動的治療に要した期間と同じくらいの期間を必要とします。



矯正治療の分類

唇側矯正
歯の唇側(外側)にマルチブラケット装置という矯正専用装置を取り付けて、その装置にワイヤーを通し引っ張って固定する矯正治療法。
唇側矯正では口を開けるたびに矯正装置が見えてしまうため目立つのが難点です。

舌側矯正
歯の舌側(内側)に舌側リンガル装置という矯正専用装置を取り付けて、その装置にワイヤーを通し引っ張って固定する矯正治療法。
唇側矯正と違い矯正装置が歯の内側にあるため、口を開けても目立つことがありません。
ただし、舌が矯正装置にあたるため違和感を感じやすく、発音にも多少の障害があります。

マウスピース矯正
プラスチックで作られたマウスピース型の矯正装置を口の中に装着して矯正していく治療法。
このマウスピースは自分でも自由に取り外すことができ、また目立つこともなく違和感も感じにくいです。ただし、この治療法が適用される症例は一部に限られています。

インプラント矯正
インプラントを顎骨の中に埋め込み、それを固定源として利用することで歯を矯正させる治療法。
インプラントを支えとして利用できるため歯を確実に移動することができ、それによって治療期間も短縮されます。
ただし、インプラントを骨の中に埋め込む時に外科手術が必要となります。


矯正治療

矯正治療の費用

矯正治療は保険が適用されない自費診療のため料金は高めです。

仮に上顎と下顎の歯を矯正する場合、平均的な治療料金は約60万円〜100万円となります。

ただし、矯正治療の種類や治療を受ける歯科医院によって料金は変化します。



矯正治療による制限

矯正治療では歯にマルチブラケット装置を取り付けます。この装置の存在によって、日常生活にある程度の制限が生じます。

このマルチブラケット装置を付けると、装置が邪魔になって歯磨きがやりづらくなります。

また磨き残しが多くなりやすく、虫歯や歯周病の原因である細菌が繁殖しやすい環境になります。

したがって、
装置を取り付けたら取り付け前よりも丁寧に歯磨きをする必要があります。

また、プラークにとって糖は栄養分になるので、マルチブラケット装置の取り付け後は糖の摂取を、治療完了まで多少は控えるべきでしょう。

せっかく歯並びをきれいにしたのに、それが原因となって虫歯や歯周病になったら残念ですから。

このマルチブラケット装置は意外ともろく、衝撃などにより壊れる可能性があります。

治療期間中は硬い食べ物や歯にくっつきやすい食べ物は、あまり食べない方が良いでしょう。

また、装置を取り付けた初期では、鈍い痛みを感じることがあります。この痛みによって、集中力が低下したり食が進まかったりします。

しかし、慣れてくるとだんだんと痛みも治まってきますので安心してください。

このように、矯正治療を行うとある程度の制限はありますが、歯並びをきれいにするためには仕方のないことです。



矯正治療に年齢制限はあるか?

矯正治療に年齢制限はありません。ただし条件があります。

それは
歯槽骨や歯根膜が正常な状態であり、骨に代謝能力が認められることです。

骨の状態が良くないと歯をしっかり動かすことができないからです。

この条件を満たせば何歳でも矯正治療を行うことができます。

しかし、年齢を増していくにつれて骨の代謝能力は低下していきます。

そうなると矯正装置によって歯が動く速度は遅くなります。

このため、一般的に10代で2年かかる矯正治療は、20代では2年半、30代なら3年かかるといわれています。

矯正治療を検討されている方はできるだけ若い時に治療した方が良いといえます。


この記事のまとめ
矯正治療は治療用ワイヤーで歯に直接力をかけて、歯を正しい位置に戻したり、顎関節の位置を調整したりする自費診療。骨の代謝能力が高い低年齢での治療がオススメ。



30歳から始める矯正歯科治療

口腔ケア

矯正治療は30歳からでも遅くないはず!!

矯正治療に長らく関心を持っていた当サイトスタッフの花ちゃんが、30歳の節目に矯正治療を始めることをついに決断しました。

矯正治療は若い時の方が良いというのが一般的な常識ですが、果たして三十路となった花ちゃんの治療はどうなっていくのか!?
詳しくはこちらから。



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では、矯正治療は医療費控除が受けられるでしょうか?

矯正治療は保険が適用できるケースが限られ、自由診療になります。
ですから治療費も全額自己負担であることが多いですが、一定の条件を満たせば控除の対象になります。
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後戻りは文字通り、矯正され整った歯並びが再び元の状態に戻ってしまうものです。

また、どの矯正治療であっても、少なからず戻る可能性はあるとされています。
続きはこちらから。


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