危険ドラッグの種類まとめ脱法ハーブや合法ドラッグ

危険ドラッグの種類types of dangerous drug

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2020年3月1日掲載 / 2020年3月5日更新

危険ドラッグとは、

法律の規制の範囲をかいくぐって作られた

向精神薬の類を含めた利用や所持が

法律違反になる薬物です。

危険ドラッグの種類
　

脱法ハーブや合法ドラッグ
　

お酒やタバコ
　

抗うつ薬の乱用は危険です

危険ドラッグの種類

日本では2000年半ばまで

合法ドラッグや脱法ドラッグと呼ばれる、

法律の規制の範囲をかいくぐる新しい構造の薬物が

多く開発されていました。

その種類は300を越え、

新しい規制が行われるたびに新しい構造の薬物が合成され

「いたちごっこ」が続いていました。

このため2014年にこれらの薬物を危険ドラッグと名称を統一し、

網羅的に規制の範囲に含めた背景があります。

このためこれらには非常に多くの種類があります。

危険ドラッグという言葉が生まれる以前から

法律で処罰の対象となっている

覚せい剤や大麻（マリファナ）、コカインやアヘンといった

向精神薬のうち法律で規制をかけているものがこれに当たります。

覚せい剤取締法や麻薬及び向精神薬取締法といった言葉を、

芸能人が逮捕されるニュースやメディアで

聞いたことがあるかもしれません。

脱法ハーブや合法ドラッグ

加えて脱法ハーブや合法ドラッグと呼ばれる

2000年代になって登場した薬物で、

見た目がお香やハーブのようにおしゃれに装っていることから

主に若者の間でまん延した歴史があります。

健康障害も報告されているので、

絶対に使用はしないでください。

東京都では危険ドラッグのデータベースが公開されています。

みんなが使っているからと安易にならずに、

一度足を止めて確認してみることが

自分の人生を守ることになります。

お酒やタバコ

危険ドラッグは何も法律で規制されているものばかりではありません。

例えば普段利用しているお酒やタバコも範囲に含まれます。

例えばお酒は適量であれば

人間関係を良くするものとして利用されますが、

許容量を超えて飲酒を続けると

急性アルコール中毒やコントロールできなくなる依存症に

陥ることがあります。

また容量を超えて継続していくと、

死亡率も高くなるという研究結果も多数報告されています。

抗うつ薬の乱用は危険です

そして最近問題になっているのが、

抗うつ薬の乱用です。

うつ病を治療するものとして処方されているものを転売し、

それを利用することで乱用に繋がるといった問題です。

これらの利用自体は法律で規制されていないため、

医師が安易に処方しないように対処したり

啓蒙活動を行うことが重要です。

また市販で販売されているかぜ薬にも

微量ながら同様の成分が含まれていて、

それを乱用するニュースも最近出てきました。

これらの利用も制限を超えて服用すると

体に負担がかかるばかりか、

後遺症も残る可能性もあるため絶対にやめましょう。