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シャンパンとスパークリングワイン【違いや見分け方】ボトルラベル

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シャンパンとスパークリングワインchampagne and sparkling wine

ホーム真面目な歯科医師の雑学ブログ > シャンパンとスパークリングワイン
2020年1月11日掲載 / 2020年1月19日更新

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シャンパンとスパークリングワインの違いや見分け方を知っているでしょうか。

この2つは同じものを指しており、ただ言葉の上での言い替えに過ぎないと思っている人もいるようですが、確かにそういう側面もあることは否定しないものの、ワインを扱う人々にとっては厳密に区別して使われていますから、やはり違いを知っておくべきでしょう。

目次
  シャンパンを名乗るための特別な条件
  シャンパンは世界的なブランド名
  ボトルラベルで簡単に見分けられる



シャンパンを名乗るための特別な条件

ごく簡単に言えば、スパークリングワインとはその名前のとおり発泡性のブドウ酒で、二酸化炭素を含んでいるためにグラスに注ぐと泡が立ちます。

そして、シャンパンというのはスパークリングワインの一種であって、同じように二酸化炭素を含んでおり同じように泡が立ちますが、そのような発泡性のワインの中で特定の条件を満たすものだけがシャンパンと名乗ることができるというのがこの両者の関係になっています。

ではその特定の条件とは何なのかが気になるでしょうが、最も分かりやすく大きな要素は、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されているという地域性でしょう。

言うまでもなく、この地方名が即ちこの発泡性ワインの名称の由来になっているというか、むしろ日本で良く使われている読み方のほうが独特なもので、フランスのみならず世界的にみても地方名だけでなく飲み物の名前としてもシャンパーニュと呼ばれることが多いですし、フランスとしてもそのことを推奨しています。

最近では日本でもシャンパーニュと呼ばれることも増えつつあります。

なお、英語での読み方はシャンペンやシャンペーンに近い発音になります。

そして、条件としてはシャンパーニュ地方で生産されているということだけではありません。

原料として用いることのできるブドウの品種も決められており、有名なものとしてはシャルドネやピノ・ノワールなどがありますが、これらを含む合計7つの品種のブドウしか使うことができないと定められています。

なお、単一のブドウ品種だけを用いて製造することと決められているわけでは決してなく、実際多くの製品は複数の品種をブレンドして製造されていますから誤解のないようにしましょう。

また、具体的な製法についても事細かに決められています。

その全てをここに書くようなことはあまり実際的ではありませんし、ワイン醸造者でもない限りは読んでも何のことかまず分からないことも多いでしょうから割愛しますが、醸造や熟成などについても細かい規則があります。

ただ、それは決して規則のための規則という作為的な意味合いではなく、シャンパーニュ地方で古くから行われていたワイン作りの伝統的な製法を明文化したものという意味合いが強いです。

つまり、フランス北東部のシャンパーニュ地方で、伝統的に行われている製法に則って、特定のブドウ品種だけを用いて作られたスパークリングワインだけがシャンパーニュ、シャンパンと名乗ることができるということです。

ワインを飲む人なら誰でも知っているように非常に人気が高く、この名前だけで強いブランド力を持っていますから、それに似せて作られただけの別物に同じように名乗られてはブランド力を棄損するという考えから、この決まりは厳密に運用されています。



シャンパンは世界的なブランド名

そもそも発泡性ワインでさえもないその他のお酒や、サイダーのような単なる発泡性の清涼飲料に対して良いイメージを持たせるために勝手にシャンパンという名称を付けたりするのは論外で、過去にはフランス政府から抗議を受けて名称変更を余儀なくされたケースもあります。

フランス以外の国で、似たような製法やブドウ品種を用いて作られる発泡性ワインももちろん数多くありますが、この名前を使うことは許されません。

もちろん、フランス国内であってもそれは同様で、
シャンパーニュ地方以外で製造されるものにこの名前は使えないのです



ボトルラベルで簡単に見分けられる

ということで、違いや見分け方としては、ボトルラベルを見るのが最も確実で早いということになるでしょう。

どちらも発泡性のワインであることに違いはないわけで、ブドウの品種など一般の人が見た目や飲み口でそうそう簡単に見分けられるようなものではないでしょうし、ましてやシャンパーニュ地方の伝統的な製法で作られたのか、それとも他の地域で同じような製法に則って製造されたのかということを見分けるのは困難です。

ただ、もちろん飲みなれている人であれば、いつも良く飲む銘柄か、それともそれと見た目はよく似ているけれども別の銘柄かということくらいはラベルを見ずとも分かるようになるかもしれません。

また、シャンパーニュ地方の伝統的な製法の特徴の一つとして醸造期間が長いということが挙げられます。

そして、ゆっくりと時間をかけて発酵させ熟成させることで、泡がきめ細かくなるのです。

泡が細かいか、それとも大きめの泡が立つかどうかはこの両者を区別する最も基本的な方法と言われています。

実際に区別可能かどうかはともかく、知識としては持っておくと良いでしょう。



この記事のまとめ
シャンパンはスパークリングワインの一種であるが、名乗るには厳しい特定の条件を満たす必要がある。そのため、世界的なブランド名として有名で値段も高い高級ワインである。


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