2020年1月11日掲載 / 2020年1月16日更新
お酒には様々な種類がありますが、代表的な物をいくつか紹介しますので、その特徴や美味しさなどを知っておきましょう。
日本酒
まず挙げられるのがやはり日本人なら「日本酒」をたしなみたいものです。
この日本酒というのはお米を原料にして作られた物ですが、日本酒の中でもいくつかの種類に分けられています。
まず純米酒というカテゴリはお米と米麹、そして水だけを原料にして作っている物ですので、お米本来の濃厚な味わいが感じられるのが特徴です。
日本酒好きの方の中にはこの純米酒にこだわって、他のタイプは飲まないという方もいらっしゃるほどです。
そして日本酒は吟醸酒というカテゴリがあり、これは醸造アルコールが入っていることが特徴です。
また精米歩合が60%以下という具合に決められており、精米歩合が50%以下となると大吟醸酒という呼び名となります。
精米歩合が少ない程、よりシャープですっきりとした風味になりますので、女性の方でも飲みやすいようなタイプが多いのもこの吟醸酒というジャンルです。
また本醸造酒というカテゴリもありますが、これは精米歩合が70%以下という範囲となっており、低価格帯でありながらも味わい深いお酒として人気があります。
ビール
そして居酒屋さんなどでは誰しもがとりあえず注文するのが「ビール」です。
麦芽とホップが原料となる製法ですが、大手ビール会社から販売されている商品の他にも、近年では地ビールという文化も各地に広がっているのが特徴です。
また酒税法上の区分の関係で、低価格で販売する事ができる「発泡酒」や「第三のビール」というジャンルも人気となっており、もはや本来のビールの売上をおびやかしている程の勢いがあるようです。
発泡酒というのはビールよりも麦芽使用率を低くする事で低価格を実現した物で、販売された当初は味が薄いような印象でしたが、徐々に浸透していく内に受け入れられだしたのが特徴です。
この味わいが逆にスッキリとしてライトで飲みやすいという好評価にも繋がって、若い世代の方を中心として人気となりました。
この発泡酒が登場したのが1990年代ですが、2000年代に入ってからはさらに低価格となる「第三のビール」という種類が登場しています。
雑種やリキュール類という呼び名もされていますが、発泡酒などをベースにしてさらにリキュールやエキスなどを追加した物です。
このジャンルも発泡酒同様に出始めた当初は味の面でまだ発展途上でしたが、技術の進化が著しく、最近ではビールと遜色がないようなレベルまで達しているのが特徴です。
安くて美味しいビール系のお酒という事で、すでに発泡酒の市場は追い抜いているというデータもありますし、酒屋やスーパーなどでも取り扱い数が多くなっているようです。
焼酎
日本酒とビールとくれば焼酎という存在を忘れてはいけません。
焼酎はおおむね乙類と甲類というジャンルに分けられています。
まず甲類焼酎というのは連続式蒸留機で作られる物で、ピュアでスッキリとしている事が特徴です。
そのため酎ハイやサワーなどのベースにも使用される事が多く、スナックなどのボトルでも良く提供されています。
一方で乙類焼酎というのは単式蒸留機で作られ、様々な原料が使える事が特徴です。
例として芋や麦焼酎というのはこの乙類になり、素材の味わいや香りが残る商品として完成できます。
ロックやお湯割りなど幅広い飲み方がされており、一時期存在した芋焼酎ブームもあって、定番として人気を獲得しているジャンルと言えるでしょう。
その他にもこの乙類焼酎は米や蕎麦、栗など様々な種類があり、それぞれのご当地で地酒のような展開を広げている点も見逃せません。
ワイン
そして毎年11月の解禁日になると一気に話題と注目がアップするのがボジョレーヌーボーですが、この品種を筆頭に日本人にも馴染み深いのが「ワイン」でしょう。
人気も売上も日本ではトップとなるのが赤ワインで、これは赤ブドウなどを原料としたワインです。
渋みが強く濃厚な味わいが特徴で、お肉やチーズによく合うお酒として親しまれています。
ちなみにボジョレーヌーボーは赤ワインでありながらも、渋みが少なくライトな味わいというのが特徴ですので、ボジョレーから赤ワインを知ったという方は最初は本来の赤ワインの渋さに驚くかも知れません。
そして白ワインは白ブドウを原料とし、やや黄色みがかったような透明感が特徴的です。
魚介類にぴったりという魅力がありますので、レストランでも定番のアルコールで提供されています。
そのほか赤と白の混合となるようなイメージのロゼワインもあり、女性を中心に根強い人気を獲得しているようです。
またワインの種類ではスパークリングワインもクリスマスシーズンには売上がアップし、中でもシャンパーニュ地方で作られたタイプはシャンパンとして高級飲食店などでも出されています。
このように日本人に人気が高いお酒を中心に紹介しましたが、まだまだ多種多様な種類がありますので、自分の好みのお酒を見つけてみるのも楽しいのではないでしょうか。
この記事のまとめ
社会人にとってお酒は切り離せない存在です。様々な種類があって、それぞれが特徴的で奥深いものですので、自分に合ったお酒を見つける事が出来れば、飲み会もきっと楽しくなります!!
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飲酒時に注意するべき習慣
お酒を飲み過ぎると体を壊す恐れがある一方で、飲み方によっては健康を促進する効果も期待できます。
そう言われても、自分はいつも飲み過ぎてしまって困った状態になるという人もいるでしょう。
それなら飲酒の習慣を見直すことから始めてみてください。
必ずしも禁酒をする必要はなく、習慣を少し変えるだけでずいぶんと改善される場合があります
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特定の条件を満たすものがシャンパンとなります
スパークリングワインとはその名前のとおり発泡性のブドウ酒で、二酸化炭素を含んでいるためにグラスに注ぐと泡が立ちます。そして、シャンパンというのはスパークリングワインの一種であって、同じように二酸化炭素を含んでおり同じように泡が立ちますが、そのような発泡性のワインの中で特定の条件を満たすものだけがシャンパンと名乗ることができるというのがこの両者の関係になっています。
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辛すぎる「二日酔い」の改善策
お酒にあまり強くない人が、宴会などで無理をして付き合いで飲み過ぎた翌日に頭がズキズキする頭痛や吐き気や胸やけや身体の倦怠感などを感じるのが二日酔いです。二日酔いを改善するには、そもそも何が原因で、そういった症状が出るのかを知っておく必要があり、それを知った上で対処法を紹介します。
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肝臓を休める為に休肝日は必須です
1週間に2日ほど完全にお酒を飲まない休肝日を作りましょう。これは「公益社団法人アルコール健康医学協会」が推奨している方法で、1週間のうちに2日お酒を我慢するだけで、肝臓の機能が安定するだけでなく、中性脂肪が減って肥満予防にもなるほか、生活習慣病や心臓病などのリスクも軽減されるそうです。胃腸の粘膜が傷つくのを防ぐ効果もあるそうなので、最近ストレスで胃が痛むことが多いという人は、是非試してみて下さい。
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