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健康的な休肝日の取り方【適切な期間と効果】

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休肝日no alcohol day

2020年1月11日掲載 / 2020年1月15日更新

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毎日のように厳しい競争とストレスに晒される現代社会、そんな中で仕事が終わった後に飲むお酒のためだけに、人生を生きていると感じる人は多いのではないでしょうか?お酒の起源はとても古く、紀元前3000年頃には既に人類は自分たちの手でビールを醸造しその味を楽しんでいたそうです。日本においても現存する最古の書物である古事記に、八股の大蛇を退治する際に酒を飲ませて眠らせるシーンが登場しています。酒は厳しい人生を生きる人々の最良の友人と言っても、過言ではないかもしれません。

目次
  日本酒
  ビール
  焼酎
  ワイン



アルコール飲料のリスク

そんなアルコール飲料ですが、最良の友人は時として最悪の悪友になる危険性も秘めています。

アルコール中毒はもちろんのこと、ただ飲み続けているだけでもお酒は私たちの肝臓に大きな負担をかけているのです。

そんな大袈裟なと感じる人のために、具体的な数字を出してみましょう。

成人男性の平均体重はおよそ60キロ前後と言われています。

このサイズの男性が瓶ビールを飲んだ時、これを消化するのに必要な時間はどの程度か分かりますか?

正解は
3時間です。

お酒好きの人にとっては軽い最初の一本ですら、これだけの時間肝臓を働かせることになる訳です。

もちろん飲む量が増えていけば消化に必要となる時間や、肝臓への負担は増していきます。

厚生労働省などによると一般的な日本人が健康を損なわない範囲で、お酒を楽しめる許容量は日本酒で360ミリリットル程度だそうです。

しかしこの分量はそこまでお酒を嗜まない人ですら「たったそれだけじゃ流石に物足りなくて、飲んだ気がしない」と思ってしまう量です。

まして上司の小言や厳しい営業ノルマに耐えて、何とか会社で働き続けることが出来ているのは、毎日の一杯が楽しみだからだという、お酒好きにとっては耐えられないほどの少なさでしょう。

もちろん忍耐力を発揮してこの分量の範囲内でも、お酒の味を楽しめるようになるのが健康のためにはベストなのですが、人間というものはそこまで我慢強くは生きられない生き物です。

そこでおすすめしたいのがメリハリをつけてお酒を楽しむという生き方、つまり飲む時は飲むけど我慢する時は我慢するというライフスタイルです



休肝日の適切な期間と効果

具体的には1週間に2日ほど完全にお酒を飲まない休肝日を作りましょう。

これは「公益社団法人アルコール健康医学協会」が推奨している方法で、1週間のうちに2日お酒を我慢するだけで、肝臓の機能が安定するだけでなく、中性脂肪が減って肥満予防にもなるほか、生活習慣病や心臓病などのリスクも軽減されるそうです。

胃腸の粘膜が傷つくのを防ぐ効果もあるそうなので、最近ストレスで胃が痛むことが多いという人は、ぜひ試してみて下さい。

厚生労働省は休肝日の適切な期間は2日であるとしています。

つまり1週間のうちで水曜日と金曜日にアルコールの摂取を控えたりするよりも、水曜日と木曜日にお酒を飲まないようにした方が、健康に良いということです。

ですが一方で公益社団法人アルコール健康医学協会は、数日ごとに間隔をあけるやり方でも良いとしています。

これはアルコールが好きな人にとって2日連続でお酒が飲めない日が続くというのは、大きなストレスになることが分かっているからです。

アルコールに限ったことではありませんが、何かを我慢する時に一番大切なのは最後までやり遂げることです。

1ヶ月の間、一滴も飲まない生活を続けてもその後に暴飲暴食をしてしまえば、全ては台無しです。

自制心に自信がない人は最初の段階では休肝日を週に2日ではなく1日から始めてみるなど、無理なく長続きできる範囲からお酒と距離をとることを目標にするのがよいでしょう。



代償行動法

「自分は酒を飲まない生活なんて一日も耐えられない」という人は、代償行動法を試してみることをおすすめします。

これはアルコールを飲まない日のストレスを別のことで発散するという方法です。

特に良いのは運動で身体をクタクタにさせてしまい、疲れをとるためにすぐに寝てしまうようなやり方です。

もちろん読書をしたり、映画鑑賞を楽しむといったインドアな趣味でも問題はありません。

また体重の増減など健康に関する記録を取ることも効果的です。

これまで毎日のようにお酒を飲んでいた人が休肝日を作って、肝臓を休めるようなライフスタイルを行うようになれば、大抵の場合自身の健康にポジティブなデータが出るようになります。

自分が努力していることに良い結果が伴うことが分かると、人間はこれからも頑張ろうと自制心が強化されるものです。



この記事のまとめ
最初に述べた通りお酒は人類が文明を誕生させた頃から存在する、人生最良の友です。それだけに私たちは油断すると厄介な悪友にもなるアルコールと、適切な距離をとりながら付き合っていく必要があります。ぜひ1週間のうちに1日か2日、お酒を控える休肝日を作って、健康とストレス解消を両立させたライフスタイルを確立させて、適度にお酒を楽しんでいきましょう!!


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